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CREW FOR LIFE distro入荷情報
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こんにちは。
息子達の学校が休みになり部活も自粛中の為、午前中は息子達の野球のトレーニングに付き合っているのですが、流石に長男は高校で投手をやっているので球のスピードが違う!!ちょっとキャッチボールが怖くなってきました。
ま、子供達と一緒に入れる時があまりないので、この期間を大事にしていきたいと思います。
CREW FOR LIFE RECORDSでは、distroを強化中です。
PitBar内で購入できるようになっていますので、ライブに遊びに来てくれた時やBar営業してる時に声かけてください。
また、メールでもなんでも良いので、入荷予定の音源取り置きもできますので、お気軽に!
最近入荷した音源
アーティスト:GASKET
タイトル:The Duo Who Lack Of The Gentle And The Sociabiliry
定価:1,000円
フォーマット:CD
品番:GH-01
収録曲(8分)
1.It’s My Life
2.Pain
3.Jack
4.Fuck The Blockbuster
5.Bulldog
6.Skit
7.Fragile Man
8.Complaint Correspondence
9.Patriots
10.The Boss
11.Outer Heaven
12.Xagohod
※差し込むタイプの紙ジャケ仕様です。
※中身はCDと歌詞と自分で刷ったパッチを同封します。
福岡で活動するギター、ドラムの二人組、GASKETのファーストリリース作品。
INFEST,M.I.T.B,No Comment,Lack Of Interestなど90’S Powerviolenceが好きな人におすすめです。
BLACK AND WHITE - ONE CHORD WONDERS HERE'S THE BLACK AND WHITE 12"(POGO112)
BAND : BLACK AND WHITE
TITLE : ONE CHORD WONDERS HERE'S THE BLACK AND WHITE
NUMBER : POGO112
LABEL : POGO77 RECORDS
FORMAT : 12" LP RECORD
DATE : 2020年2月23日
PRICE:2800円+TAX
ETC:東洋化成プレス / ジャケットとラベルデザインは、UNDERGROUND CLOCKWORK PUNK代表 KENJI(HAT TRICKERS/vellocet)
レビュー:
遂に77 PUNK ROCKファンに限らずHARDCORE PUNKファンからも熱い視線を注がれるENGLAND 77 PUNK ROCK BAND最後の砦 "BLACK AND WHITE"が1STアルバムをリリース。個性あり自主ありの数々のリリースは、音はもちろん、デザイン、仕様に至るまであの頃の77 PUNK ROCKを敬愛する彼らの成せる業。さて今作、RAW RECORDS系を彷彿とさせる乾いたギターがバリバリ楽曲を引っ張り、ぶりぶりのDRONES節ベース、SLAUGHTER AND THE DOGSな攻撃的8ビート、そして、PUNK ROCKマニアなMICK SICKが、"I JUST WANNA BE MYSELF"を背負いガキ声/ダミ声で文句をがなり立てる。今回の作品は単なるスタイルでなく真の77 PUNK ROCKを具現化することに成功した。"大御所SEX PISTOLS/THE CLASH/THE DAMNEDもしっかり聴き込みつつ、レアバンドも探求する"その姿勢は、しっかりこの作品の音・ジャケット・仕様に反映された。さて、収録された11曲は、廃盤になったレコードの既存曲含む現メンバーでのベリーベストアルバム。ほぼ2分前後の瞬殺PUNK ROCKトラック満載、77 PUNK ROCKの基本であるメロディーも兼ね備えた楽曲は全世界PUNKS失禁フラグを立ち上げる。怒りと愛に満ち溢れた究極の77 PUNK ROCK
今村紀康(POGO77 RECORDS/TOM AND BOOT BOYS)
こちらは、PitBarで自主企画をいつもやってくれているBLACK AND WHITEの12”アルバム!!
間違いないバンドなので、HC好きな人にも聞いて欲しいね。
レコ発がこちら
BLACK AND WHITE presents
" OCTOPUS VOL.33"
BLACK AND WHITE
RAW DISTRACTIONS
open 19:00
start 19:30
Door only 2000yen
No Drink Charge!
入荷情報!!!!
DAIEI SPRAY『Behind The Wall(LP+CD)/(CD単独)』
型番: DEBAUCH020/SKND002
フォーマット: LP+CD、CD単独
売価:LP+CD 2640円(税込)
発売日: 2020年3月13日
試聴用リンク
https://www.dropbox.com/sh/yxo7nt5clivybqm/AAA-jfD87mg7vluv8t4XN3JHa?dl=0
DAIEI SPRAY。
青森にて結成。2008年頃に拠点を東京に移してからの活動は長きに渡り、現メンバー体制はVo.YAGI、Gt.KYOSUKE、Ba.ONODERA、Dr.SAITO3の4名となる。(KYOSUKEは青森期からDAWNのGtでもあり[現在活動休止中]、ONODERAは現SODOM、DEATHROでのGt。SAITO3はREDNECKS、FIFTHWHEEL etc..のDrでもある...)その濃い布陣にて怒涛のライブは重ねられ、「正統派バンド」としての魅力を誇示。満を持してリリースされた前作名盤『ISN'T BRAZING(10")』のヒットから多くの支持母体は獲得され、熱量溢れるヒーロー感すらも伴うように我々の眼前にバンドの存在は燃え上がった。その活動は充実の直近3年間の出来事であり、その後もバンドの深化は止まらず、新たな楽曲濃厚度を求め肥大した創作意欲は「作曲」として音源制作に舵を切られ今に至る。
今作はバンドの現在着地点。永き制作期間にて完成されたFull-length album 「BEHIND THE WALL(LP+CD)」として、DEBAUCH MOODとバンド主催SAKANADE RECORDSの共同リリースにて2020年3月ドロップされる。
現代2020年までに、幾許のバンドがHüsker Dü、Naked Raygun、Dag Nastyの存在に思い焦がれたことであろうか。
今作アルバムは「影響」を当然最大の意味として掲げつつ、それらバンドの「音楽的過程」にまで意味付けが及んだ理解の上にて、80年代後期〜90年代初頭までのPost/Emotional Hardcore Punk、Alternative Rockへ移行する前段階に存在したUS Hardcore Punk/Punkバンド群の味わい・突然変異性を「日本的解釈」(とはいってもかなり濃い個性でまとめられた)にて今に凝固させた「壁」的音源となっている。
収録曲、何故か謎のVoodoo教現地録音の切り抜きから口火は切られ、一気にうねり叩きつけられる楽曲は立て続けに連続。以前よりもアダルト的な落ち着きと爆発力が共存する各楽曲は「独特の渋み」と奇妙な「愛嬌」すら在り、大胆なアレンジ〜コーラスの入れ込みに至るまで絶妙な意図を持ち進む。各メンバーの持ち合わせる灰汁を魅力的に光らせる見せ場がそれぞれ用意され、一筋縄では終わらせない展開の作りから、パワーバンド然としたロッキンなナンバー、持ち前の疾走トラックや情報量多きリリックを衝撃的に編み込む挑戦、メロウ且つ枯れたソングスなど含めバリエーション多くアルバムは構築されている。
当然にバンドとして根をはるVerbal Assault、American Standard、Swizよろしくな基本要素はより中間期7 SecondsやHonor Roleの展開性に近くグルグルとうねらせ、一般的なUSバンドへの解釈とは別軸の形を感じ取る探求と拘りは非常に興味深く響く。Lemonheads、Cinecyde 、Moving Targets等の弦楽器感覚はPUNKとしてのR&R要素も重点として置かれながら誇示され、「作曲」としての根幹に燻され枯れた感情性と切なさも注ぎ込まれていく。
各メンバー、随所に切り込む各弦楽器隊が引率するアレンジ力は成せられるべき技として大々的に披露され、毎回自由度を思わせるお馴染みのGt痛快感は今作でも当然最高に健在し、研究度の高いキラーさの入り込み方はやはり彼の表現ならでは。PUNKファン観点からHARD ROCKの要所をピックアップするかのセンス含め本当に感服させられる。Baの充実感も筆舌に尽し難く、展開を舐め回すようにある種グラマラス且つ畳み掛ける楽曲のテンションを引き上げる極めて音楽的なプレイは、実際の演奏する画を思い浮かべられるほどに曲の存在を際立て、バンドに立体感を与える。特に楽曲の流れを作り出しているのは彼のベース奏法に他ならない。上記2名の強烈な個性をまとめ上げる骨として、確実に安定感と細やかな攻めを随所随所で演出する土台としてのDrの力は非常に大きい。それはバンドの厚みある楽曲を実現する為の柱として、全てを整合させる大きな役割を示している。一打一打にバンドを乗せる輝きあるドラミングだという印象が強い。
そして重要中の重要、バンドの核であるVoの全体的なバリエーションを独自な歌唱として紐づける存在感は、とにかく語感と韻を強すぎず滑らかに踏み込む手法にて、この東の終わりの土地に存在するバンドとしての独創性に拍車をかけていく。
場面場面で上ずる箇所や情熱的に増強させる喉は歌詞と合わせ聴くことにより脳汁が出るような面白さがあり、タフ且つある意味詩人的に様々な観点の内容意味を含み進むその白昼夢感は、唾棄すべき権力側(人から与えられた権威を傘に似非国粋主義ごっこを楽しむブルジョワの屑共、一方的な意識統一の夢想に酔った屑共、罪悪感の放棄と矜持を履き違える屑共、金の亡者)白痴共に対する批判性さえも含まれるように読める。かと思えばポジティブな心象の表現などが入り混じるなど、リリックがとぐろを巻くような面白さは非常に今作の肝となっている。その文字列詰まり追う事で認識できる喜びが用意されている感触は、地続きな歌謡感的塩梅の手段に則りながらも「明らかに違う何か」として響かせる日本のオルタナティブバンドとしての一つの形となり披露される。(くどいが歌詞読みながら聴くことを推奨)
このバンドが今までに愛して愛して愛し抜いた当時の音楽達は、その産まれた経緯を踏襲され、「情報量の多すぎる追求作」と「独自の自由度」が入り混じる怒涛の新作を制作する上でのヒントとなった。時代の波や流行の変化とは別軸に行き、信じる音楽を演り続けるライブバンドの底意地は温故知新の枠よりも一段階上のメロディックなパンクロックを形作る。パンク天国への階段がいくつかあるとするならば、今作はその内の数段にあたる音源だと思える筈だ。
先ずは最大限の敬意を
Side A
1.Endure
2.Overdone
3.Distorted
4.Annoyance
5.Alive
6.Garam M.
Side B
1.Shame On You
2.Imposition
3.Clap On The Ground
4.I Don’t Care
5.Enough
6.Too Many Ordinary People
メールでも大丈夫です。